自分を好きになれないのはなぜ?
自分を好きになれないのはなぜか?
突然ですが、皆さんは自分のこと好きですか?
僕はあまり好きではなかったです
というか、大嫌いでした
皆さんに続けて質問です。
あなたの身の周りには誰か好きな人はいるでしょうか?
家族、友人、恋人、、、誰でも構いません。
胸に手を当てて考えてみてください。
どうでしょうか、、、?
気の合う友人や身近に気になる人を想像されたでしょうか?
僕も昔からそういう人はいました。
でも、何だろう、、、本当に好きな人というか、愛する人というか、そう言った人はいなかったように思います。
自分が好きな人って自分のことを好きになってくれる人であったり、自分と付き合ってくれる人ばかりでした。
つまり、自分に反発する人や自分に関心のない人、自分と趣味嗜好が合わない人とは苦手意識であったり、嫌悪感を覚えていたのかもしれません。
僕は誰かを好きになることが難しかったのです。
好きというよりは自分にとって都合の良い人、益をもたらしてくれそうな人だけと付き合っていた、そういう感じでしょうか。
僕は自分に対して沢山のコンプレックス(劣等感)を抱えて生きてきました。
それは、自分の容姿(顔や髪型、体型)であったり、性格(暗い、優柔不断、臆病)であったり、肩書き(学歴、資格)であったりとコンプレックスの塊のような人でした。
そして、自分を愛する条件というものを設定していました。
自分を愛する、認めるためには『勉強ができなくてはならない』、『友達が多くなくてはならない』、などと周りの人を比べ、いつも自分の中にあるモノサシで自分を測っていたのです。
自分のモノサシより下回るのであれば、自分を好きになれず、自分をいつもいじめていたのです。
これは客観的な評価ではなく、自分の中にある主観的な、思い込みとも言える評価です。
自分を愛するにはどうしたらいい?
自分を認めることです。
自分のことを認められるのはあなただけです。
周りの人たちもあなたのことを認めてくれることはあります。
それは、テストでいい成績を取った時、賞を取った時、就職した時、出世した時、結婚した時など様々あります。
しかし、これは他人の主観による評価にすぎませんので、必ずしも認めてくれるとは限りません。
むしろ自分の成功を妬み、攻撃してくる人もいるかと思います。
あなたのことを一番にわかって人は恋人や親友、家族ではありません。
あなた自身なのです。
だから、あなたが自分で自分を認めたり、褒めたりできなければ、いつかは苦しくなるのです。
そして、自分を嫌いになってしまうのです。
僕はこの病に相当苦しんできたし、今でも戦っています。
でも、昔と比べれば相当自分を好きになり、愛せるようになったかと思います。
それができるようになったのはなぜか?
それはありのままの自分を受け入れることができるようになったからです。
昔の僕は自分よりも能力や容姿、学歴など様々に優った人ばかりをみて、比較を繰り返してきました。
でも、僕と他人が違うのは当たり前です。
そりゃ、生まれ育った環境も違えば、受けてきた教育も違うし、付き合ってきた人間関係も違うし、全てが違うではありませんか。
これに気が付いた時、とても気分が楽になりました。
そう、僕は僕、あなたはあなた。
そもそも自分が愛されるのに条件なんて必要ないんです。
条件というのは僕たちが勝手に作りあげた妄想に過ぎないのかもしれません。